すいまーだけど波に乗りたい

双極性障害でPMSでADHD気質。気分の波を乗りこなしたい、すいまーの健康・美容・趣味の雑記ブログ

過剰適応と承認欲求と私 ⑵

 

こんにちは(*'▽')

 

前回の続き。

suima14.hatenablog.com

 

 

 

そもそも過剰適応とは

 

引きこもった私の話は、また別に書きたいので割愛しますが

結果的には実家に強制送還、そして休学しました。

 

療養の日々。

なにもできない自分をいじめる日々。

 

なんとか復学して、

親の手厚いサポートをうけることができ、

大学を卒業することができました。

 

 

 

過剰適応とは。

自分自身についてのなにかを判断する際であるのに

自分以外の価値観を過剰に優先し、

かつそのありかたにほぼ無自覚に順応(適応)している状態

  ※参考 川越こころサポート室 

https://www.kawagoekokosapo.com/over-adaptation

 

 

私の場合で言えば・・・

 

『自分の進路を判断する際に、

進学についてまともに考えていたわけではなかったが

周囲や親の価値観を優先して、

自分の気持ちと向き合わずになんとなく進学の道を選んでしまった。』

 

ってところだろう。

 

 

そして前回の記事に、

主体性が乏しくて、自身に軸がない。

自身への評価の軸を周囲へ置くことが多かった。

 

と書いたが、

これはまさに「自分以外の価値観を過剰に優先」していたんだろう。

 

さらにいうと本当に無自覚だった。

先生や親の言うことは聞かなければいけないものだったし、

優秀ないい子であらねばいけなかった。

それを信じて疑わなかった。

 

30歳の今になって、気づくことができた、知ることができた。

 

 

充実してたアルバイト生活

 

卒業後は、働くことに慣れるために短時間アルバイト。

先輩に紹介してもらったレストラン。

 

主治医と相談して、就活はしなかったし、できなかった。

働くことへの実感もイメージもできなかったし( 一一)

 

いろいろあったが、楽しく充実した1年だった。

いずれ栄養士として正社員採用の予定だったので、

いろんなことに挑戦させてもらえた。

 

短時間のアルバイトだとしても、

そんな日々は、ちいさな成功体験の積み重ねの日々だった。

必要とされて、楽しく働くことができた。

働けること楽しかった。嬉しかった。

 

 

私は充実していた。

輝いていた。

晴れ渡っていた。

周囲の人にも、「よかったね」「安心した」と言ってもらえた。

 

 

でも、だんだん曇ってきた。

 

家族にも、友達にも、近所の人にもこんな言葉をかけられることが増えた。

 

 

「で、いつ就職するの?」

 

 

 

おかえり、「焦り」

 

認められてないようでショックだった。

私は順調だと思ってたから。

 

ひきこもって、

学校いかなくなって、

でもなんとか卒業して

働くことができている。

 

簡単じゃないんだよ。

 

その時の私の思いを、現在の私も否定しない。

有難いことだと、当たり前ではないと知っているから。

 

 

でも、健常者の方からするとこんな感じ。

「大卒なのにアルバイト?」

「焦らないと、やばいでしょ」

「はやくもっといいところで働かないと」

 

距離を置かれた友達もいる。

 

 

焦りが帰ってきた。

 

「今のままだと、認めてもらえないんだ」

 

 

逆に、

「焦っちゃだめだよ」「ゆっくりで大丈夫さ」

と声をかけてくれる友達もいた。

(その友達とは今もつながっている。)

 

しかし、焦り始めたその時の私は、

優しい言葉に耳を傾けることができなかった。

 

「大学に行ったのに、アルバイトとか私ダメ人間だよ。

もっと頑張らなきゃね・・・」

 

 

まさに、また私以外の価値観を優先してしまっていたのだ。

自分の心の声と、心配してくれる友の声を無視して。

 

そのころから、アルバイトの遅刻や欠勤が増えはじめた。

 

結果的にアルバイトは辞めなければいけない体調になってしまった。

 

家で療養の日々に逆戻りしてしまった。

 

 

(続)